雨が心地よい

70代 ジョギング愛好ジイ

朝 走っている途中で「通り雨」にあった。いままでなら背筋が続々する寒気に襲われたが今は、走って熱くなった体に心地よい。やはり、春なのだ。いつしか満開になった桜 今年は少し遅れていたとはいえ8日に満開では新入生、新入社員には忘れられない

令和6年の春だろう。

 ところで桜をみるたびいつも不思議なのは桜が満開になると、その花の間を小鳥が嬉しそうに飛び交うなのはなぜか。そんなことを考え走って田んぼのあたりにくるとカエルの鳴き声も。にぎやかな朝だ。今日は呼吸も足も順調。今月のハーフマラソンは順調に走れるか。今日は7㌔ フー。

もう少し我慢

70代 ジョギング愛好ジイ

まだ桜は見ごろとはならない。しかし、ここ数日、早朝走っていてもさほど

寒さが気にならなくなった。一歩一歩春本番が近づきスグ隣りまで来ているようだ。それだけに桜も咲きはじめると一気にきそうだ。ヒバリの鳴き声も一段と活発だ。もう少し我慢。春本番よ早く来い。

 いよいよ4月だ。4月はまたマラソン大会がある。最近は走っている最中、めったに息があがることがなくなってきた。昨年11月医師から軽いたばこ肺指摘されたあと、時折息苦しくなるときもあっただけに、最近走っていてそれがなくなったのは嬉しい。とにかく大会での完走めざし無理せず季節を感じながら今日も走る。ゆるやかな坂を登りながら「オオタニさん頑張れ、オオサコさん頑張れ」とつぶやく。途中、白犬と出会い手をふると尻尾がビュンビュン左右に。今日は6㌔ぐらいか。フー

 

春は近い

70代 ジョギング愛好ジイ

ひさしぶりに早朝 まだ薄暗い中、ジョギングに出る。

田んぼ(水田)沿いの道は霜柱がビッシリで水たまりには薄氷も張っている。ブルッ まだまだ寒い。

 しかし、その一方では朝日の昇る気配が漂う時間帯になるとホーホケキョ。その歌声に併せるかのように、田んぼのはるか上のほうからはヒバリのさえずりも聞こえてくる。どちらも今年初めての鳥たちの鳴き声だ。

そして街中の歩道に出ると両側には桜並木。この桜並木も、あと2週もすればそろりと咲きはじめるだろう。今は、その最後の準備に余念がないところか。

 春は確実に近づいている。

ハクション! しかし雨上がりだけに花粉も派手に飛びまくっているようだ。寒さにも花粉にも負けず来月のショートマラソン完走目指し走る。フー

失敗は誰でもある

 3月3日行われた東京マラソンで世界のキプチョゲ(ケニア)が失速し敗れた。前回の東京オリンピック金メダリストで前世界記録保持者でも失敗はあるということだ。この日のトップはキプチョゲと同じケニアのキプルトで2時間2分16秒だった。日本人トップはトヨタ自動車の西山雄介で2時間6分31秒で9位、五輪出場設定記録5分50秒は切れず世界との差の大きさを思い知らされた。

女子は日本記録を狙った新谷仁美(積水化学)は2時間21分50秒で6位で日本新記録はお預け。またこの日の1位との差は6分近くも開いた。かつての高橋尚子野口みずきのような日本人五輪金メダルは夢のまた夢か。

 ふりかえって自分は健康のためとランニングの面白さでジョギングのようにゆるゆるマラソンに挑んでいるが医師から軽いたばこ肺を指摘され5㌔も走るとハアハアゼイゼイだ。これを何とか少しでも改善する方法はないかとあの手この手でジョギング。先日のハーフマラソンも歩ったり走ったりで何とか完走した。そのため9位だろうが100位であろうがプロアスリートたちがいかにすごいかは肌で感じる。まして非公式ながらフルマラソン2時間切りしたことのあるキプチョゲはまさに神の領域だ。

 そんな「神」のようなランナーでも失敗はあるのだ。

 

 さて京ジイは4月の10㌔プラスα走に出走する。完走目指し、もう一走りするか フー。

次に期待

70代 ジョギング愛好ジイ

24年2月25日 大阪マラソン国学院大学の学生、平林清澄君が2時間6分18秒で実業団選手らを抑えて優勝した。しかも4分台の実力を持つウガンダのキッサ選手や他の外国人選手らと競り合っての勝利だけに見事だった。初マラソン日本最高と日本学生記録も更新したというから今後が楽しみだ。それと驚かされるのは平林君は身長は168㎝だが体重は44㌔だというから軽量も軽量、女子なみだ。それで、これだけの記録を出せるというのは体幹がよほどしっかりしていて呼吸器官が一般人より並外れて強いのだろう。今後日本記録更新どころか世界の選手と互角に戦えるようになると期待が膨らむ。

 ところで大会前ジイが期待していた今年の青山学院大箱根駅伝優勝の立役者、太田蒼生君も大阪マラソンに出場予定で期待していた。だが太田君は故障で出場は断念したという。次のマラソン、あるいは来年に期待したいものだ。

 さて今度の日曜3月3日はいよいよ東京マラソンだ。ジイも数年前走り何とか5時間かけて完走したマラソンだ。この大会にリオと東京五輪で金メダルのキプチョゲ(ケニア)が走る。非公式では1時間59分台の記録も持つスーパーマンのような選手だ。どんな走りをするのか楽しみだ。そして日本人では日本記録2時間4分56秒を持つ鈴木健吾君(富士通)がパリ五輪の最終切符をかけて挑戦する。いままでケガに泣いていた鈴木君がラストチャンスでどんな走りをするか。

 さてジイも次のマラソン 4月に向け㌔8分台で練習でもするか。フー

苦しい走り なんとか (その2)

70代 ジョギング愛好ジイ ハーフマラソンに挑む (その2)

 

苦しい走りが続き8㌔ぐらいきたところ何と眼前には7度ぐらいの急坂だ。ノロノロと走るが息が苦しい。この坂をノロノロ走って登り切れそうだが登り切ったところで力尽き、このレースはここでジ・エンドになる。そうはなりたくない。そのためには体力温存で歩こう。周囲を見ると多くのランナーが歩いている。坂を登り切ったところからは今度は一気に下りだ。反対車線を折り返しをすぎ先行するランナーたちが懸命に上ってくる。みんな苦しそうだが、この人たちはハーフ2時間切りか前後のランナーたちだろう。昨年前半までの僕ならあのグループにいたはずと思いつつ、ここは昨年晩秋 肺炎になり、おまけに軽いたばこ肺を指摘された今はなんとかリハビリして、あのグループに戻れるよう頑張るしかない。

 坂を下って下って、やがて折り返し。再び反対車線を見ると僕の後ろにはもはや20人程度だ。体は依然重いし息も楽ではない。それでも時々 沿道に立つ人たちから「お父さん頑張れ!」「爺さん頑張れ!」の声に背中を押されのろのろと進む。給水の人たちにも感謝 感謝、そして励まされ またのろのろ進む。

 17㌔前後になると沿道から「ゴールできるよ」「ラストラン」「ナイスラン」の声が飛ぶ。しかし、このころになると軽い脱水症状か景色や道路がぐにゃりと歪んで見えることも。顔からは塩が吹き出ているのか顔に手をやるとサラサラしている。

 19㌔、時間制限までおよそ15分。やはり沿道に立つ中年女性から「おじさん、いけるよ時間内ゴールできるよ。もうひと踏ん張り」と大きな声と手拍子。もう「走れコータロー」ならぬ「走れジジイ」と自分を鞭打つ。右に曲がって左に歩を進むとぼんやりとゴールらしき塊が見えてくる。マイクを通して「ラストラン 頑張れ あと10分」の声が響く。足をもつれさせながらも、ついに足許のラスト計測器を踏んだ。ゴールできたのだ。足許はフラフラ、呼吸はゼイゼイ。でも立っていられる。昨秋 肺炎と軽いたばこ肺を経てから二度目のハーフ完走だ。これも自分の周りや大会関係者 沿道の応援のおかげだ。

 しかし、そんなに苦しい思いしてなぜ走る。よく分からない ただ弱い自分に負けたくないのか それとも走るのが好きなのか

とにかく分からないが いずれにしても時間内にゴールできてよかった。次はもっと苦しまず走れるようさらにリハビリだ。ケガも病気もなくなんとか完走 フー。白犬に報告しなきゃ。

 

苦しい走り なんとか (その1)

70代 ジョギング愛好家ジイ

目標にしていた令和6年2月のハーフマラソン、いつのまにか、その当日がやってきていた。

この日は体調は特に悪いところもなく、なんとなくいけそうだ。しかし、気がかりはここ数日の練習で4㌔前後に必ず息苦しさがやってくること。昨年晩秋、軽いたばこ肺と医師に指摘されたことでの心理的圧迫か。それとも悪い癖か。あるいは呼吸器が弱っているのか。

ところで、この日の天気は快晴で気温は2月にしては朝から15度はいっている。遠くでスタート合図の音がする。ノロノロと動き始める。とにかく最初からスピードアップは禁物、㌔7分から8分で。どんどん抜かれていく。でも焦らず。

 しかし、この日も4㌔付近で、体が重くやはり息ぐるしさがやってきた。給水で一服したいが、それらしき場はまだのようだ。そこに、ちょうどトイレがあった。何人か待っている。ここはとりあえずトイレに行き息を整えよう。しかしトイレ待つ間にもドンドン後続ランナーが追い越していく。トイレの順番が回ってきた。しかしトイレを済ませて外に出ると、もはや後続ランナーはパラパラ。どうも今回も前回(昨年暮れハーフ)同様ビリから数えたほうが早い順番になりつつあるようだ。しかし、トイレ時間で少し息が整った。残り17㌔頑張ろうと再び走り始める。㌔8分程度。息は少し楽になったが体が重い。一度走りを休むと体が重くなるのだ。

前と後ろを走るのは50~60代の男女、そして20代の女性二人。ずーっと後方にまだ何人かいる。スッスッハ―スッスッハ―。6㌔ぐらい走ると反対車線を白バイが走っていく。そのスグ後をランニング姿の若い男性が猛スピード走っていく。道路際に立つスタッフに「あれは1位の人?」と聞くと「ハイ」と言う。反対車線は16㌔付近なので、スタートから50分ぐらいで10㌔近く差が出ていることになる。こちらは、最後まで走り切れるのか 再び息苦しさが増す中で漠然と不安がます。(その2に続く)