失敗は誰でもある

 3月3日行われた東京マラソンで世界のキプチョゲ(ケニア)が失速し敗れた。前回の東京オリンピック金メダリストで前世界記録保持者でも失敗はあるということだ。この日のトップはキプチョゲと同じケニアのキプルトで2時間2分16秒だった。日本人トップはトヨタ自動車の西山雄介で2時間6分31秒で9位、五輪出場設定記録5分50秒は切れず世界との差の大きさを思い知らされた。

女子は日本記録を狙った新谷仁美(積水化学)は2時間21分50秒で6位で日本新記録はお預け。またこの日の1位との差は6分近くも開いた。かつての高橋尚子野口みずきのような日本人五輪金メダルは夢のまた夢か。

 ふりかえって自分は健康のためとランニングの面白さでジョギングのようにゆるゆるマラソンに挑んでいるが医師から軽いたばこ肺を指摘され5㌔も走るとハアハアゼイゼイだ。これを何とか少しでも改善する方法はないかとあの手この手でジョギング。先日のハーフマラソンも歩ったり走ったりで何とか完走した。そのため9位だろうが100位であろうがプロアスリートたちがいかにすごいかは肌で感じる。まして非公式ながらフルマラソン2時間切りしたことのあるキプチョゲはまさに神の領域だ。

 そんな「神」のようなランナーでも失敗はあるのだ。

 

 さて京ジイは4月の10㌔プラスα走に出走する。完走目指し、もう一走りするか フー。